| | JTRAD 086 |
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相撲の場所中、「呼び出し」が打つ三種の太鼓の曲。お客さんを呼びこむ、そして始まり、相撲が終了し打つ太鼓。「どんと来い」「帰れ・帰れ(ケーレ・ケーレ)」と皆さん、聴こえますか。
櫓太鼓/呼出し 永男
| | JTRAD 087 |
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江戸の祭り囃子は、太々神楽や里神楽などの囃子から生まれ、葛西囃子・神田囃子・目黒囃子などその土地の風を生かしたそれぞれの味わいがある。「屋台・昇殿・四丁目・鎌倉」などの手のなかから祭りらしい派手で、うきうきとした囃子がこの曲。
祭り囃子/松本源之助社中
| | JTRAD 088 |
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佐渡島(新潟県)の新穂村に伝わる獅子神楽(ししかぐら)のひとつ。鬼太鼓(おんでこ)は4月14日にひらかれる新穂村日吉神社の山王祭で奉納される。氏子の男子によって代々伝承されてきた。1個の太鼓を二人で同時に打ち、そのリズムが全く異なっているところに特徴がある。様々なリズムパターンを結合し、ピッチを早打ちにかえクライマックスを作るところは迫力がある。
太鼓/新潟佐渡新穂村青年団
| | JTRAD 089 |
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昭和47年(1972)倉敷に創設されたあたらしい大鼓の演奏集団。グループ名をタイトルにしたこの曲は、元和元年(1615)の大阪夏の陣をイメージして作られたもの。兵糧米を積んだ船が倉敷川を行き交い、櫓の音が白壁に響き、白い土蔵が川面に揺れる。秋風が吹きぬける頃人々は黄金の詩をうたう。
太鼓/倉敷天領太鼓
| | JTRAD 090 |
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東シナ海に突き出した「残波岬」。沖縄県読谷村の新垣武常を中心に活躍する「残波大獅子太鼓」。沖縄に吹く「うりずん」をテーマに琉球の守り「獅子」(シーサー)の打ち手が盛り上げる。
太鼓/残波大獅子太鼓
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